ビダー・ビント・サウド
アルアインの北には、砂漠と周囲の農地の中にそびえ立つ、ひときわ目を引く巨大な成層岩、ガーン・ビント・サウド(Gharn bint Saud)があります。この岩の頂上では、古代の石造りの墓がいくつも発掘されました。最も大きな墓は長方形で、長さ8メートル、幅6メートルに及びます。一部の墓は約5,000年前にさかのぼると考えられていますが、多くは青銅器時代から鉄器時代にかけて再利用されていました。

かつてUAEからオマーンへ向かう隊商ルートにおいて、緑の生い茂る重要なオアシスだったアルアイン(Al Ain)。その名は「泉」を意味し、エミレーツの緑あふれる伝統的な庭園都市として知られています。また、世界で最も古くから定住が続いている地の一つであり、ユネスコ世界遺産の遺跡もあります。
ユネスコ世界文化遺産に登録されたアルアインの遺跡には、6つのアルアイン・オアシスに加え、ビダー・ビント・サウド(Bida bint Saud)、ジェべルハフィート(Jebel Hafit)、ヒリ(Hili)といった考古学的に貴重な遺跡もあります。これらの壮大な遺跡は、新石器時代からこの砂漠地帯で営まれてきた人類の暮らしや先史時代の文化を物語り、訪れる人々をまるで過去へと誘うかのようです。
アルアイン各地
