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アルアイン、アルカタラ
アルカタラ・アートセンターは、アルアインの芸術・文化の分野で独自の役割を果たしています。アートを鑑賞する場であると同時に、自分の手でアートを生み出す場でもあります。
同センターは2011年、文化と造形芸術の両方を学び、実践し、技術を高めるための場として設立されました。考古学的・歴史的価値のある芸術品の常設展示やアート教室のほか、国内外で活躍するUAEの芸術家の作品を陳列するギャラリーもあります。
ドライスタジオでは教室形式で音楽や工芸を学び、ウェットスタジオでは絵画教室が受講できます。陶芸やカリグラフィーの工房も併設されています。
アルアイン地域の文化遺産関連のイベントや展示会、催し物を開催する主要施設でもあります。
アルカタラ・アートセンター建設中に行われた発掘調査で、考古学的な地層の積み重なりである一連の「層位」が5メートル見つかりました。これは後期イスラム時代からおよそ3,000年前の鉄器時代までさかのぼるものです。この一連の層位の最古の段階に相当する鉄器時代の工芸品の遺物は、地下に特別に設けられたスペースで展示されています。一般公開されているこれらの展示物は、ユネスコ世界遺産であるアルアインで発掘された遺跡の考古学的価値の高さや時代を超えたアルアインの重要性を際立たせるものです。
同センターでは、地域の芸術的な伝統や慣習を伝え、世代を問わず楽しめるすばらしい文化・芸術プログラムを企画しています。ドライスタジオは音楽教室や工芸など、さまざまな活動の場として、ウェットスタジオは絵画を実践できる場として使われています。
必要な設備をすべて備えた陶芸工房、写真やコンピューター教室に最適なデジタルルーム、広々としたカリグラフィー工房、展示ホールやカフェも、同センター自慢の施設です。ギャラリーや図書室も併設されています。
アルカタラ・アートセンター
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