oasis garden

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オアシス・ガーデン(Oasis Garden)は、首都から1時間半ほど離れたアブダビの緑あふれる庭園都市、アルアイン(Al Ain)にあるユネスコの世界遺産、アルアインオアシス(Al Ain Oasis)に位置するスポットです。この緑豊かな空間は、3階層のオアシスの生態系を表す3つの独立したサブ・ガーデンで構成されています。 

 1-プレ・オアシス・ガーデン
この層は、形成期のオアシスを表しており、乾燥地帯の作物や、作物が育つための日陰を作り出す小さなヤシの木が見られます。神聖な植物やヘナ、インディゴ、アロエなどの治療に用いられる砂漠植物が、小規模な農園で栽培されています。食用には穀物が育てられ、砂丘の移動を防ぐためにエノコログサという草も育てられています。これらの植物はそれほど多くの水を必要とせず、野菜類とともに、オアシス農業の1番目の層を形成しています。

 2-オーチャード・ガーデン
オアシス栽培の2番目の層は、イチジク、ザクロ、レモン、バナナ、オリーブが育つ木々で構成されています。地中海やアフリカ、中国といった地域の文明が栽培を発展させてきたこれらの木は、すべてアルアインオアシスでも育てることができます。

 3-シンボリック・ガーデン
 3番目のプランテーションの層では、背の高い植物の葉が日陰を作ることで太陽の熱を遮断しているため、他のあらゆる植物が砂漠で育つことができます。比較的気温の高いオアシスの場合、ヤシの木が日陰を作る上で大きな役割を果たします。アルアインオアシスの場合、ヤシの木は最も中心的な植物なので、このシンボリック・ガーデンでは、その役割は他の植物に置き換えられています。