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アブダビ国際空港近く、アブダビ・ファルコン病院裏
俊敏で賢いサルーキは、5,000年も前からアラビア半島に住まう砂漠の民により狩猟犬・番犬として親しまれてきました。この地域を原産とし、その足の速さ、賢さ、忠誠心の強さから、UAEの人々にこよなく愛される犬種となっています。
「サルーキ」という名前は、サルーキが初めて家畜化されたと考えられているイエメンのハドラマウト地方にある「サルク(Saluk)」という都市、あるいはサルーキを初めて家畜化した部族と考えられているイエメンのバニーサルク(Bani Saluk)族に由来します。サルーキは今でもその驚異的なスピード、鋭い判断力、スタミナといった、狩猟の相棒として最高の特性を備えていることで知られています。
サルーキセンターはサルーキを使った狩猟、サルーキの訓練、繁殖といった砂漠の伝統を継承し、来館者はこの犬固有の特性についてだけでなく、この犬の飼い方についても詳しく学べる場所になっています。